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2010年10月21日 (木)

「フリーター、家を買う」(ドラマ)

原作を読んでいたので(有川浩が好きなので)けっこう期待して見た。
確かに原作にほぼ忠実で「おもしろかった(次も見たい)」と言えると思う。
でも、有川浩の原作は、全体を通して「ライト」で「漫画的(リアリティに欠ける)」な雰囲気があるのだが(それが魅力でもある)、生身の人間が演じることでその部分が根こそぎ消失。というか、テーマとなる重い社会問題を「テキストの軽いノリ」で薄めていたのが、むき出しになったということか。
主人公の嫌なヤツさ加減とニートになっていく課程、父子の言い合い、精神を病む人間の動作(とその時のBGM)、見ていた小学校5年生が怖がった(中学生もちょっとびびっていた)くらい。

いくつかストーリーの肝となる部分の設定が(現実に合わせて(^_^;))変わっているので、その後の展開がどうなるか、気になる。
個人的には、「3匹のおっさん」とか「キケン」なんかがドラマ化にあってると思うんだがな。

ちなみに今期ドラマはいいのが多い。
「SPEC」もおもしろいし、個人的に思わずBoxを購入してしまった「野ブタ。をプロデュース」の木皿泉が久しぶりに登場してるので、そっちも見たらメモしよう(まだ録画しっぱなし)。

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