素敵なフルートの旋律が境内に響く「テラシックコンサート」
6月7日の草加市は、イベント盛りだくさんの日だった。
「国際交流フェスティバル─草加国際村一番地」(獨協大学)、「草加環境フェア・消費生活展」(中央公民館)、「氷川コミセンまつり」「音楽の森ミニコンサート(草加中央吹奏楽団 草加駅コンコース)」………。
そして、東福寺ではフルート奏者の宮川悦子さんによる「テラシックコンサート 第1章」が開催されていた。
ブログにアップするのにのたのたしていたら、ご本人のブログにすでに詳細が。。。
写真も大量に掲載されているので、状況についてはこちらを読んでいただくとして、以下は個人的な感想。
演奏中の写真は塚本さん(主催:ネイチャーフッド)にご提供いただきました。
お寺でのコンサートという初体験に加え、今まで複数の方とのクラシックコンサート&ライブでしか宮川さんの演奏を聞いたことがなかったため、今回はけっこう「感動」づくし。
特に「そらのあな」は、少し切ない旋律で心に残った。
宮川さんは解説として「空にぽっかり穴があいてそこから歯ブラシなどが落ちてくるイメージ」とお話されていたが(星新一のショートショート「おーいでてこーい」を思い出した)、私は真っ青な深い色をした空自体が、宇宙への穴のようだというようなイメージを持った。
「エノコログサ」(別名「ねこじゃらし」)は『しのぶえ』での演奏。
『篠笛』は日本の木管楽器だけれど、Wikipediaに「 篠笛は、最も素朴な原形を残している横笛の一つであり、現代の楽器としても大変興味深い。」とあった。お祭りのお囃子でも使われる。宮川さんは「雑草がとても好き」で、そこからイメージした曲だそう。でも笛で演奏されると「しぶとい雑草」というよりもしなやかな感じ。
「きいろのうた」は『ティンフルート』での演奏。Wikipediaでは「ティン・ホイッスル」として載っていた。有名な映画「タイタニック」挿入歌だけではなく、日本でも「ゲド戦記」「20世紀少年」「ローレライ」にも使われていたそう(ちょっと「タイタニック」に比べてマイナー感ありますが)。。飛んだり跳ねたりするイメージのある、明るい曲。まさに黄色。
「草加松原」は主催者でもある塚本氏にきっかけをもらったという。初披露は草加元気放送局の生放送のゲスト出演時(塚本さんは「草加元気放送局」スタッフであり、宮川さんはこの放送局のレポーターを務められてます)。
和の音階というか、そんな旋律が入っていて、うんこれは確かに「松の道」だ。ちなみにこの曲は草加市の公認曲になっている。
私自身は音楽の素養はほとんど無くて、感性とイメージで楽しむ派。
そんな私を、とても素敵な気持ちにさせてくれたひとときだった。
どうもありがとう。次回は11月1日とのこと。ぜひ行かせていただきます。
終了して記念撮影。ありがとうございました。
演奏に利用された篠笛(三本調子と八本調子)、ティンフルートなど
協賛 賢翠舎の展示即売会
協賛 大橋工務店で作っているiPhoneスピーカー。電源要らずのエコな製品。
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