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2014年7月

2014年7月28日 (月)

草加のキーマンが集う「交流サマーフェスティバル」

 7月26日は、イベントの多い日だった。

 草加駅西口では「よさこいサンバフェスティバル2014」。
 また、有名な「隅田川花火大会」、隣町では「越谷花火大会」、ちょっと離れているが神楽坂でもお祭りがあった。

 そんな日に、谷塚にある市民交流活動センターで、「交流サマーフェスティバル」というイベントが開催されていた。
 市民交流活動センター施設内にある3つの団体、谷塚児童センター青少年交流センター市民活動センターが共催するイベントだ。

 それほど規模の大きいイベントではない。
 ふだんこの施設を活用している3つの団体と、利用している人々の「交流」、利用者ではない人々との「交流」がテーマのイベントで、基本的には利用者がメインとなる(と思う)。

 敷地に入ってまず目に入ったのは「そうかマルシェ」。

 舌で溶けるふわっとしたかき氷を作っていたのは、インタビューでご登場いただいて以来、お世話になっているファーマーズハウスチャヴィペルトの中山拓郎さんだった(草生人2012年8・9月号「草加の元気人」)。
 かき氷を食べていたら、こちらも大変お世話になっている谷古宇隆一さんに遭遇。

 2階の児童センターの1室では、ゲームや手作りコーナーなどがあって、子供たちがたくさん遊んでいた。
 ここでは谷塚児童センターのスタッフである関さんに案内をしていただいた。隣の部屋では乳幼児とお母さんがくつろいでいた。

「プラネタリウム」もあった。市内の天文愛好会のメンバーの方が、市販の家庭用プラネタリウム(「HOMESTAR」)のレンズ部分などを改良、手作りのドーム型テントに投影して実施しているという。用意されている整理券がすぐ無くなる人気のコーナーだ。

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※手作りのドームの中は暑い(^_^;)

 時間の関係で見ることができなかったが、次回はぜひ見てみたいと思った。

 ちなみに、会社内に天文博物館を擁する「渡辺教具製作所」さんとは懇意にされているそうだ。

「青少年活動センター」である3階の体育室では、ミニライブが行われていた。ここの防音室で練習をしているバンドが出演。

 ただ、ちょうど見に行った時に演奏していたのは「cheek color(チークカラー)」。
 あれ、このまえの八幡神社祭礼のストリートパフォーマンスにその名前があった気が。
 調べてみたら、「街の音(ね)LIVE」など草加のイベントによく出演しているアーティストさんだった。サックスの音が気持ちいい。

 ライブの後ろでは、「スポーツ吹き矢」のコーナー。

 1階の奥には、「みんなのまち草の根ネットの会」によるスペース。

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※入り口看板

 事務局長の青柳さんに少しお話をうかがうことができた。会報をいただけるという話などをしていて、ふと気が付いたら、手前で「草加お宝かるた」を読み上げている男性は、なんといろいろお世話になっている小俣さんだった(小俣克彦さん 東京製鎖株式会社 代表取締役)。

みんなのまち草の根ネットの会」は、草加のキーマンが多く参加しているNPO法人だ。会長である宮本節子さんにもご挨拶することができた。いつかはぜひ取材させていただきたいと考えていたから、お知り合いになれたことはとても嬉しい。

 左手は「ものづくり体験」の部屋。
 花のアレンジメント、「ペーパークイリング」(細いカラーテープを使った小さな絵作り)の体験教室。

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※ペーパークイリングの作品

 外にも、「サンドブラスト」(砂などの研磨剤を吹き付けて行う加工)を利用したアクセサリー作りができるコーナーもあった(「夢ぎこう」)。

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※手製の、サンドブラストができる装置(「サンドブラスター」)。


 草加松原の写真展示もされていた。

 こじんまりとしているけれど素敵なイベント。
 お子さんがいる家族にはゆったり充実した時間をすごすことができたんじゃないかな。「草生人編集長」にとっても有意義な訪問だった。

 ただ、一般の市民にとっては認知度が高いとはいえないだろう。もちろん、大勢の人が押しかけるイベントでもないけれど、「知る人ぞ知る」にしておいてはもったいないとも思う。

 公民館や、文化センターで開催されている、同じ形の「こじんまりとしているけれど素敵なイベント」はたくさんある。

 今のままでいいのだろうか。
 いつも考えているけれど、結局答えは見つからない。

2014年7月22日 (火)

草加に大手メディアが集合していた日

 今、ブログを書きながら、じわじわ感動している私なのである。

 こんな写真が身近で撮影できたなんて!

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※写真については専門家(職業カメラマン)ではないのでそのあたりご了承下さいm(__)m


 7月19日午後、草加市にあるコナミスポーツクラブ体操競技部体育館には大手メディアが集合していた。
 開催されていたのは「コナミスポーツクラブ夏休み体操イベント2014〜夢をかなえよう〜」。コナミ体操競技部の体操選手がコナミスポーツクラブ運動塾に通う子供たちとふれあうイベントだ。

 (株)コナミスポーツ&ライフの広報の方がタウン誌紹介ページ(Unyo!)で「草生人」を知って、取材案内を送ってくださったので、「ぜひ!」とお伺いしたのだ。

 実は、取材OKした時点では、このイベントの位置づけを全然理解していなかった。19日は「八幡神社大祭」の日でもあり、また1週間前ということもあって、私が1人で取材することに。

 で、当日現場に到着してビビッた。

 早めに着いて、メディアブリーフィングのかなり前に案内してもらってプレス席に陣取ったのだが、隣には朝日新聞写真部のカメラマンさんが………(私ごとき弱小メディアと名刺交換していただきありがとうございます)。

 その向こうにはフジテレビ、TBSなど放送局のテレビカメラがずらり。

 背後には、テレビ放送でよく見るカコミ取材用のパネルが置いてある。
 
 よく考えたら(いや考えなくても)「内村航平」といえば説明も必要ない、超が付く有名人であり、大スターじゃないですか。。

 オリンピック体操競技で金メダル(個人総合)、世界選手権でも個人総合4連覇(2013年)(経歴はこちらWikipediaの方(内村航平)が詳しい)、

 抽選で選ばれた50名の子供たちがこの日、内村選手たちと逢うために遠くからわざわざ草加を訪れていたのだ。

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※選手勢揃い

 子供たちはどきどきわくわくしていただろう(会場を取り巻いていた大勢の保護者の方もきっと同じだったはず)。

 選手たちが入場する前、イベントメイン会場である床運動のスペースで、ニコニコしながら前転や倒立を決めていた子供たちもいた。本当にみんな嬉しそうだった。

 メインイベントは、運動塾で行われているというメニュー、ジャンプと前転、後転、倒立など、体操選手に補佐してもらうこと。
 内村選手を初めとする日本を代表する体操選手たちから、普通ならなかなか見られないだろう、自然な笑顔がこぼれている。

 この後、選手たちの床の演技があった。
 「誰が一番前宙(前方宙返り)ができるか」という話になり、最初の小林選手は1回を美しく決めた、その後回数が一つずつ増え、最後の内村選手はなんと10回!

 子供たちと、見学していた大勢の保護者たちから、大きな歓声が上がった。

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※内村選手の前宙!

 休憩を挟んだ後は、「自由研究イベント」と銘打った体操競技に関するクイズ。
 最初のクイズは、「男子体操競技の種目は何種類?」(6種類)。「鉄棒の演技のときに手につけるのは何?」(プロテクター)と続き、目の前で小林選手が跳馬、今井選手が鉄棒の演技を披露してくれた。

 先の床運動といい、ナマの体操選手の競技を見るのは、よく考えたら初めてだ。
 選手達はみんなそれほど大きくはなく、子供たちの運動を補佐しているときも、身近なお兄さんと一緒という感じがした。
 が、近くで見ると筋肉がぎゅっとつまっているのがわかる。模範演技や目の前での前宙のとき、選手の体が競技モードに移行した瞬間の、爆発するような存在感、空気の変化に圧倒された。

 イベントは、参加者全員の記念撮影後(フォトセッション)、選手が子供たちとハイタッチをしつつ退場して終了。

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 しかし、メディア各社にとっては、ここからが本番なのだろう。

 カコミ取材に応対したのは、内村航平選手と田中佑典選手のお2人。
 今後のこと、ケガのこと、さまざまな質問が出され、主に内村選手が、静かに、丁寧に答えていた。

 内容については、下にリンクした各メディアのニュースページをどうぞ。。

 で、このブログを書くためにニュースページを検索し、その多さに、確かに私はその場にいたんだなと思って改めて感動してしまった。
 そして、そういう場が草加市内にあるということに。

 スポーツが楽しめる「コナミスポーツクラブ」は残念ながら草加市内にはないけれど、市内でオリンピック選手が汗を流している、その事実が嬉しくなった、19日だった。
 

参考リンク

※おまけ。体育館の壁に貼ってあった、選手の技の連続写真
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2014年7月11日 (金)

台風は消えて休校が残った

 今日、草加市内の小中学校は休校だ。

 昨日のお昼過ぎ〜3時頃あたりに、市内小中学校がお休みの連絡が、メールサービス登録者には届いた。

 ただ、その時点ですでに台風は「大きさ」「強さ」の表示が無いほど弱っていて、気象庁の天気関連情報(天気図とレーダーなど)と見れば、誰でも「明日朝には峠超えて大丈夫だろう」と思ったと思う。


 こういうことがたまにあるんだけれど、なぜこうなってしまうのか。

 これは学校の対応として、「各家庭に休校の《手紙を配布》する」という物理的な作業をしなくちゃならないことが問題なんだよね。

 以前なら、各クラスに連絡網があって、夜か早朝学校側が決定して、どうなるかを電話で各家庭に回すというのが普通だった。
 でも今は個人情報のなんたらで「連絡網」が配布されないし、だからといってメールサービスも全員が登録しているわけじゃない。
 確実に生徒+保護者全員に連絡する手段としては、手紙を配布するしかないってことか。

 少なくともWebページ更新して連絡すればいいのにと思うんだが、私見られません、という人がいるんだろうか。いるんだろうな。

 ちょうど過渡期なのかなあ。

 学校での問題は、この手のITサービスを利用することがちゃんと仕事として扱われてないってことだろう。
 ITに強い先生やPTAにおまかせになっちゃってる。

 ITに強いPTA役員がいるところは、ちゃんと民間のメールサービス使って、全員への連絡がシステマティックにできるようになってる。
 でもその人が居なくなると、後を引き受ける人がいなければ、元に戻ってしまうこともある。  ちゃんと市として統一すればいいって思うんだけど、それそんなに難しいことなんだろうか。

 わからん。

 せっかくほとんどの人がスマホ持っていて、Webページをどこでも見ることができる状況になりつつあるってのに、学校のWebページは10年前と全然変わってない(ところが多い)し。
 ITに強い先生が担当している年度はこまめに更新して情報源としてとっても役に立っていたのに、その先生が異動してしまうと、ぱたりと更新が止まったりする。

 この状況どうにかならんかなあ。

2014年7月10日 (木)

保存はしっかりしましょう。

脱力。。。
大事なデータが「先祖返り」していて、2日くらいかけて入力したデータが全部消えていることがわかったorz。。

パソコン(iMacだけど)での仕事は、データが消える(HDのクラッシュとか)ことはけっこうあるので、Dorpboxを利用して同期する他、Timemachine(Macのバックアップツール)で外付けHDにデータをコピーするなど、一応しっかりバックアップするようにしている。

が、作業に没頭していると時々「保存」を忘れていることがある。

今回、「保存」せずにずっと作業していて、そのまま放置したらしい(MacOSXになってから、「終了」せず「スリープ」している)。
その後、パソコンの調子が悪くて再起動したことが何回かあったから、そのとき保存しそこねていたんだろう。

作業したのは1か月くらい前で、新たにデータを追加するため久し振りに開いたら、古いままだった。。
慌てて検索しまくったが、いくら探しても該当ファイルは見あたらない。。orz
Doprboxでいくら同期しても、保存されていないデータはどうしようもない。
なんてこったい。。 自動保存の設定できないのかよこれ。

しかし、問題なのは、せっせと入力し整理したデータがすべてパーになっただけではなく、そこにしか記録していないデータまで紛失してしまったことだ。。


たまにこういう大失策して、必ず保存しなくちゃ、とか思うんだけど、忘れた頃にこうなる。愛用のテキストエディタ(MacOSについてるシンプルなエディタ)が、ずんずん自動保存してくれるので、保存のくせが抜けていた。 これからはしっかり気をつけなければ。。。この件については後の祭りだけど。。

というより再度の作業がきつい。

紛失したデータは「お詫び」してお願いしなくては。m(__)mm(__)mm(__)m。


先日行った電子出版EXPOでは大事な招待券忘れてしまったり(VIPの持ってたのに〜)、今日は「ラピュタ」の主人公の名前をど忘れしてしばらく思い出せなかったり、やっぱりまだまだ精神的な疲れがとれていないみたいだな〜。

温泉行きたいな〜。

さて、そろそろ毎日更新にかかろうかな。

2014年7月 4日 (金)

「東京国際ブックフェア」で渡辺教具さんに会った

 今日は1年振りに「ゆりかもめ」に乗った。
 ………のが目的ではなく、東京ビッグサイトで開催されている「電子出版EXPO」「東京国際ブックフェア」「クリエイターEXPO東京」に行ってきた。
 「草生人」を出した年から行っているから、これで3回目。

 ここでも何回か書いているような気もするけど、「草生人」に掲載した記事を電子書籍的な形で配信できないかと考えていたので、メインは「電子出版EXPO」。
 しかし、未だに「これを使えばできそう」という方法が見つからないでいる。
 ただ、現在利用しているサービスの会社は出店してないし、電子出版EXPOのエリアは去年より狭くなっているような気がするし、もう「電子出版」でくくる状況じゃないってことかな。
 電子出版といってもコンテンツを作ってるのは出版社で、主な出版社は同時開催している「東京国際ブックフェア」の方にいるわけで、出版社と強く結びついているシステム提供会社も同じ「ブックフェア」の方に居るわけですよ(楽天koboもブックフェア側。ようやく個人出版のシステムが今年中に開始されるそうです(^_^;)。
 
 さて、そんなこんなで一通り回ったところで、出展社が一覧できる会場案内図を見ていたら、「東京国際ブックフェア」のエリアに「渡辺教具製作所」の文字が。
 え?あの?

 急いで来た通路を戻ると、しっかり地球儀の並んだ一角があった。渡辺教具製作所のブースだ。

 渡辺有摩さん(社長さん)が接客中だったので、もう一人の男性に声をかけた。「ふだんは作っている方です」と名刺をいただいた。光延さん。「ブックフェア」への出展は、同じく出展しているサウジアラビアやマレーシア、イランなどの海外への販売を視野に入れてのことだそうだ。

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お相手していただいてありがとうございました。またミニ博物館に遊びに行かせていただきます。


 ブースには見慣れた美しい地球儀が並び、壁面にはメルカトル図法の月面図。
 この月面図は発売されたばかりで、先日草加市に寄贈したという記事を読んだことを思い出した。

 (毎日新聞Web 会員登録しないと見られないページです、すいませんm(__)m)

 明日、明後日には渡辺美和子さん(会長さん)も来られるとのことだが、残念ながら毎日は通えません。。。どなたか行ける方がいたらぜひ。
 「電子出版EXPO」は一般の人にはつまらないけど、「東京国際ブックフェア」は希少本が1割・2割引きで買えるのでとってもお得なフェア。ついでに「クリエイターEXPO」に寄ると、たくさんのクリエイター、イラストレーター、絵本作家、写真家、漫画家さんたちに出会えて楽しい。
 しかし、草加を離れたところで草加の人に会えるというのはなかなか嬉しい出来事だなあ。
 

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