« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »

2014年1月

2014年1月30日 (木)

「かすかべWEバル」のニュースリリース

 先日少し大きめの封筒が事務所に届いた。
 差出人は「かすかべWEバル実行委員会」。
 中味は、春日部駅周辺の商店街活性化イベント「かすかべWEバル」News Releasw(ニュースリリース)と、案内冊子・ちらしだった。
 ニュースリリースから引用。
 
 店街の賑わい創出の契機とするため、飲食店などを食べ歩き、商店街の魅力を気軽に体験できるイベント「埼玉アキナイBAR(バル)」を県内10か所で開催。その1つとして「かすかべWEバル」を開催します。

 《埼玉アキナイBAR(バル)》を調べると、埼玉県のサイトに掲載してあった。

 「埼玉アキナイBAR(バル)は飲食店だけでなく、物販などを含めた“商”店街が一体となって取り組み、様々な企画により“飽きない”街バルイベントとなります。」

 あらかじめ1枚700円×3枚、または4枚つづり(地域によって違う)のバルチケットを購入、地域内の参加店舗で、チケット向けのお得なメニューを味わおうというもの。

 県のページには「街+バル(喫茶店や居酒屋、食堂、社交場を意味するスペイン語)の造語で、中心市街地とその周辺地域で自分たちの街をより知ってもらうための大規模飲み歩きイベントです。」と説明がある。

 県内10カ所は、越谷市、さいたま市、秩父市、宮代町・杉戸町、春日部市、上尾市、深谷市、朝霞市、東松山市。東武スカイツリーライン沿線が3カ所(^_^;)。
 お隣の市で開催されてしまうと、草加市は参加しにくいか。
 どういう経緯で10カ所になったのかがちょっと気になる。


 ちなみに、「街バル」って聞いたことあると思って検索したら、全国各地で開催されている商店街活性化のイベントで、公式ページ「街バルジャパン」 が存在した。
 また、システム的に「街コン」に似てると思ったら「全国街コン公式サイト 街コンジャパン」のバナーがあって、ロゴの雰囲気が同じだった。ってこれはあまり関係ないか。

 ただ、「バル」は「BAR」で、「飲み歩き」を意味しているわけだから、ファミリーが想定されていない点は似ているのかもしれない。

 
 
「かすかべWEバル実行委員会」さま ニュースリリースありがとうございました。「草生人」には掲載が難しいので、ここでお知らせしてみました。またよろしくお願いします。


※県の公式ページから運営マニュアルがダウンロードできたのでちょっとだけ見てみた。イベントひとつやるだけでも本当に大変なんだなと思った。

2014年1月29日 (水)

「草生人」が総合的学習の時間の教材に!

 昨日、市内中学校の先生から電話をいただいた。
 総合的学習の時間に「草生人」を使いたいので生徒の人数分を分けてもらえないかとのこと。もちろん「喜んで!!」。教材に使ってもらえるなんて本望に近い嬉しいできごとだ。
 草加市民活動センターにバックナンバーも含めて置いていただいているのだが、そこで紹介してもらったとのこと(ありがとうございますm(__)m)。

 で、詳しくお話を聞いてみると、なんとその先生はかつての娘の担任の先生であり、広報部でもお世話になった方だった(^_^)。
 社会の先生で、授業も面白いと評判の先生。
 久し振りにお会いしたこともあってしばらく話がはずむ。

 30年間、ずっと市内で先生を務められていたとのことで、草加市のことにものすごく詳しい。草加の昔話、歴史、そして草加市在住のユニークで面白い人々。

 お話しされている時の先生は本当に生き生きしていて楽しそう。次々と草加の話で盛り上がり、話が止まらない。
 草加市にかかわるいろんな情報がGETできて、ものすごく有意義な時間となった。

 娘によると、先生の授業を受けていると「社会が好きになる」そうだ。
 社会は、《何年に何があった》《どこに何がある》という知識を暗記する課目だという認識があるけれど、先生の話は、当時のリアルな人間らしいエピソード(授業的には「脱線」と呼ぶ(^_^;))をからめることによって、知識を頭に入りやすくしてくれていたという(娘の話を聞いた私の感想です)。
 ほら、歴史上の人物が登場するドラマやマンガを見てると、それぞれの事件やエピソードが有機的に(リアルに)結びついて記憶しやすくなる、あれ。

 先生には改めて取材を申し込みたいと思う。もちろんお話に登場したたくさんの、草加を深く知る方々にも。


 「草生人」を創刊して1年半。

 いろいろな方にさまざまな知識や経験談をご提供いただくことで、草加市の情報が少しずつ「草生人」の元に蓄積されている。
 点だった「人」「もの」「こと」がどんどん繋がって、草加市という「街」の大きな枠の時間と空間を埋めていくような、そんなイメージ。

 「草生人」は、草加市にかかわる膨大な情報をいろいろな切り口で再構築し、「草加市って素敵でスゴイんだ」と読んだ人に思ってもらって、それを草加市の活性化に繋げていきたい。


 というわけでみなさま応援をお願いします。

2014年1月28日 (火)

実はリアルタイムで情報聞いていた「チャレンジャー爆発事故」

 1986年の今日、宇宙開発のシンボルだったスペースシャトル「チャレンジャー号」の爆発事故があった。

 日本では深夜1時39分で実際には1月29日。打ち上げから73秒後に火を噴き爆発、分解。
 初の民間人であるソビエト(現ロシア)の教師、クリスタ・マコーリフさんが宇宙から授業を行うという話で話題になっていて、かなり大勢の観衆が見物に訪れていた。その目の前で起こった大事故。

 youtubeでいくつもその映像を見ることができるが、その中のひとつ。LIVEという文字があって生々しい。


 事故の詳しい話はこちらで。

 一応SF好きで理科も好きだったし、当時創刊ラッシュだった「科学雑誌」もひととおり知っていた(本屋さんにいたから)私にとって、かなりショックなできごとだった。

 で、この凄い事故のニュースをちゃんと知ったのが、その日訪ねた友人宅の新聞だったということで、さらに強い記憶となっている。

 チャレンジャーの打ち上げがあった日。
 その頃私は夜中にふとんの中でラジオの「FEN(Far East Network- 極東放送網 現在はAFN)」を聞きながら眠りにつくのが日課で、その日も英語で「Challenger ▲×■○!!」と何か叫んでいたのを聞き、リアルタイムで英語のニュース聞いてるぜ、と思いながら眠りについていた。
 次の日、朝のニュースも見ないで出かけた。
 新聞は読んでいたんだけれど、住んでいた地区に配達された新聞は、深夜に発生したチャレンジャー事故を反映していない版だった。携帯電話なんてものも無いし、駅にある電光掲示板のニュースとかを見る機会もなく、何も知らずに友人宅を訪ね、そこで一面にチャレンジャー爆発シーンがある新聞を見せてもらって本当にビックリした。

 いったい何があった?!
 もしかして夜中のFENアナウンサーの叫びの意味はこれ?!

 チャレンジャーの事故はともかくショックだったけど、すぐ隣の市なのに新聞の版が違う事実に初めて気がついたってことにも驚いて、強く印象に残っている。

 今、宇宙開発はそれほど注目を浴びていない感じもあるけれど、日本の宇宙開発は本当に少しずつ着実に成果を積み重ねている感じだし、あの「はやぶさ」フィーバー(死語?)で宇宙に興味を持つ子どもは増えたんじゃないかな。

 あ、今は「宇宙兄弟」か。

2014年1月27日 (月)

「モモタローの大冒険」を見に行ってきた

 昨日、草加市文化会館で行われた、市民参加型の音楽劇「モモタローの大冒険〜おとぎの世界をめぐって鬼アイランドへ〜」に行ってきた。
 草生人冬号「音楽特集」の取材で、草加文化会館を運営する草加市文化協会の事務局長、秋山さんにお話しを伺った時にぜひぜひとお誘いいただいたのだ。

 この「歌とダンスのファンタジー」はすでに5回目。
 プロの演奏家や市内のさまざまな音楽団体と、公募して集った3才から80才までの一般の人が、半年間のワークショップを経て作り上げる音楽劇だ。登場人物の語りでストーリーが進行し、その間にお話にかかわる演奏やダンスが披露される。

 会場はほぼ満席。出演者の多くが草加市民。家族や友人、知人や先輩の晴れの舞台を見に来た人達でいっぱいだった。

 お話の内容はさておき、ちょっとびっくりしたのが、全員語りがすごく上手かったことだ。特に主人公クラスの子供たちのおしゃべりのうまさは、そのままNH○の天テ○あたりに出演できるんじゃないかって思ったくらいだ。大人の方もみなさん味があり、素人ではないのではと思った。
 これは舞台を作り上げている演出家、西村氏の力なんだろう。

 見終わったとき、出演者全員でフィナーレの歌を歌いながら笑顔で挨拶するシーンでは、なんだかとっても幸せな気分になってしまった。
 草加市という大きな学校で年に一度開催される素敵な文化祭。
 学校の文化祭も、準備期間の、だんだん盛り上がっていくドキドキがが楽しいように、毎回の練習もきっと楽しかったんじゃないかな、見ているだけじゃなくて、参加したら楽しいかもしれないな、そう思わせる舞台だったと思う。
 いやもちろん私が参加したいって思ったわけではなく(^_^;)、たとえば学生時代に演劇部だったとか(娘の友人のお母さんが出演していてびっくりしたら、実はそうだったとのこと)吹奏楽部だったとか、そういう経験がある人は、惹かれるものがあるんじゃないかな、と。
 

 2月は毎週末が音楽イベントだ。

 2日は「ドレミファそうかコンサート」
 9日は「草加ミュージックフェスティバル」
 16日は「草加市民音楽祭 吹奏楽フェスティバル」。

 私は2日、16日に行く予定。またちょっと幸せな気持ちになってくるかな(^_^)

2014年1月26日 (日)

「サポーター会員カード付きカレンダー」販売しますm(__)m

 今配布している「草生人2014年冬号」の裏に、そそっととあるお知らせを入れている。
 要旨は、「草生人をこの形態でより多くの人に読んでもらいたいのでぜひお力をお貸し下さい読者の皆さま」。
 この号の編集後記をとりあえずまるごと転載する。


 「草生人」は、「草加」のことをもっとちゃんと知りたい、そして、広告をなるべく少なく、しっかり読めて保存できるタウン誌を創りたい、という思いをもって発行してきました。
 当初は、電子書籍化や、一部有料化するなどで制作費を得ることを考えていました。しかし、電子書籍がまだ身近なものではないこと、また、現時点ではまだ知名度が低いことから、今後もフリーペーパーとして広く皆さまに読んでいただく方が、「草加再発見」という目的のためにはよりベターであると考えました。
 現在は、「草生人」の目的とスタンスに賛同していただいた、市内の企業・商店・団体の皆さまの広告を掲載させていただいておりますが(ご協力本当にありがとうございます)、今のままですと制作費を得ることが難しい状況となっています。。
 そこで、「草生人」の内容をより良くし、さらに多くの皆さまに、長く続けて読んでいただくために、広く読者の皆さまに応援をお願いしたく、このたび「草生人サポート会員」を募集させていただくこととさせていただきました。
 募集要項は下記となります。準備でき次第、詳細を「草生人Web」サイトでも掲載いたします。
 サポート会員の方が増えることで、より多くの方に「草生人」を読んでいただき、「草加市を再発見」して、草加を大好きになってもらいたいと考えています。
 応援をどうぞよろしくお願いいたします。

サポート会員募集(第1 期)
  • 1口1,000 円
  • お名前(ペンネーム等でもOK)を本誌に掲載させていただきます。
  • 今後発行する「草生人」3 号分をご自宅までお届けします(郵送 希望される方)
  • 「草加風景」卓上カレンダーをプレゼント。 
お支払い方法等、詳しいことは、以下までお問い合わせください。
asymos_info@asymos.com

以下はこのカレンダーのデータの一部。まだ印刷には回していないんだけれど、これでほぼ完成形。

 

Sample_2


 デザインは印刷会社などで配布しているテンプレートを使っているわけではなく、オリジナル。ってほどのものでもないけど。
 写真はfacebookの「草加風景」に掲載したものからピックアップ。
 実はここでけっこうつまづいた。掲載画像データはまとめてあったのだが、facebook用に解像度を落としていた。このままだと印刷物に使うにはちょっと解像度が低い(細かくない)のだ。
 自分の撮影した分は全部まとまっているのですぐに探せたのだが、別のスタッフ(^_^;)が撮影した写真は分散していて、探すのに手間取った。


 というわけで、「草生人」ではサポーター会員募集、カレンダー差し上げますになってるけれど、実際には【サポーター会員カード付きカレンダー 1000円】なので、ぜひご協力をお願いします。

 「草生人」を置いていただいているお店には、こちらの販売もお願いできないか、ご相談しようと思っています。また、ご近所であれば直接お届けします。

 まずはメールください。

 
※ちなみにカレンダーオンリーの価格はまだ考え中。印刷部数によって単価がかなり違うので、そこを悩んでいるため。

2014年1月22日 (水)

メルマガ再録:「好きを仕事に」or「仕事を好きに」

「草生人2014年冬号」配布中。
今回、「草生人サポーター」を募集している。詳細はまた別の機会に。

さて、堀江貴文氏の『ゼロ』。

これを読んで「眩しい」と思った。気持ちを新たに頑張ろうとかそういう感想は出てこなかった。どちらかというと切なかった。

なぜか。
それは私自身が、「仕事」を辛く耐えるものなんて考えたことがなく、しかもやりたいことで起業したという、この本お勧めのルートをたどり、太字で書いてあることはたいてい理解(という言い方おかしいけど)している、だけれど、「ぜんぜんうまくいってないから」だ。

同じように「考えて」も、うまく行かない人の方が圧倒的に多いんじゃないかなと。自ら考えて「仕事」をしてちゃんと稼げる人は、多分ごく少数の人だろうと思う。

それに、『ゼロ』にも書いてあるけれど、時間は有限だ。
家庭を持っている場合、家事育児に費やす時間が必要だ。仕事に没頭するためには家事育児をしてくれる人が必要になる。仕事だけできたらどんなに楽か。もちろん、育児が嫌いって訳じゃない。優先順位をつけて回してかなくちゃいけないことがきついのだ。どれも中途半端になってしまう。

思う存分仕事したい、思う存分子供と向き合いたいって、どんだけ思ったことか。
もちろん映画を見たり旅行したりという自分の趣味だって満喫したい。

結局これらをうまく回していく能力は、誰にでも備わっているものじゃないのだ。

って結局グチになってしまった。

とりあえずメルマガで書いた仕事に関するテキストを再録。



「好きを仕事に」or「仕事を好きに」

「仕事」って何だろう。

 Goo辞書によれば、
1 何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。「やりかけの─」「─が手につかない」
2 生計を立てる手段として従事する事柄。職業。「将来性のある─を探す」「金融関係の─に就く」
3 したこと。行動の結果。業績。「いい─を残す」
(以下略)
一般的には、「2」のことを指すと思う。

 私の仕事は、『「草生人」というタウン誌を編集制作すること』だ。そして、アシモズという会社を「経営」すること。
 仕事が「生計を立てる手段として従事する」という定義なら、今私は「仕事」をしていないことになる。

 なんてこった。いや、とりあえず今は利益をほとんど出しては居ないが、いずれ出そうと努力しているわけだから、「趣味」ではないだろうとは思う。
 いやマジ利益出さないとほとんど自営業なんでうちの家族生きていけないんですけど、まあいいか………(いや、よくないです(^_^;)。

 で、「仕事」の話。
 「好きなこと」を「仕事」にできている人は、どれくらいいるのだろうか。
 「仕事」を「生計を立てる手段」ととらえ、好き嫌いとは別に考えている人も多いと思う。

 「就活」のニュースを見る限り、「好きな仕事」「やりたい仕事」にこだわっていたら就職できないんじゃないかという印象はある。

 私自身は、普通の就職というか、いわゆる就活をしていない。

 大学生の後半から始めた町の小さな書店勤務を卒業後も続け、さすがに20代後半になってヤバイと今度は出版社の下請け企業となる小さな「編集プロダクション」に入った。

 今の言葉でこの状況を説明すると、「大学卒業してからまともに就職せずフリーターとなり、その後ブラック(小)企業に入った」という悲哀のある状況となる。

 が、中身は違う。

 書店は給料的にはバイト扱いだったが、コミックと文庫の担当を任され、かなり好き放題やっていた。朝の新刊のチェック(検品)は、さまざまなジャンルの本や雑誌を見ることができて楽しかったし、営業の人と話すのも面白かった。
 バイトという自由な身分を利用して、年に1、2回1週間くらいの休みを取り、国内一人旅をしていたのもこの頃。

 その後に正社員となった編集プロダクションでは、しょっぱなから原稿書いたり子ども向け学習漫画のラフ(流れを書いた下書きのようなもの)作ったりと「制作」の現場にどっぷり。「仕事」として納期があること(明日が〆切なら徹夜してでもあげなければならない)、社長のチェック(書いた原稿やラフ、「これじゃぜんぜんわからん」「こんな中身無いのやり直し」とかめちゃくちゃダメ出しされていたこと)など、辛いことも多かったし給料もかなり安かったけれど、でもやりがいがあった。

 仕事によっては、こんなことして給料もらえるなんて素敵、と思ったくらいだ。

 公開前の映画をたくさん見ることができたとか(映画紹介記事)、天文台のあるペンション紹介のために実際に2日かけて行ったとか。学習漫画を書くためにたくさんの漫画家さんと出会って話すのも楽しかった。

 この仕事は「出版物としてのモノ」を作っていく、そこに魅力があったと思う。

 ただ、この「編集の仕事が好き」と認識したのは、仕事を始めてからだ。編集仕事がこういうものである、ということは、経験して初めて理解した(人に説明できないってことは以前のコラム参照)。

 これはほとんどの「仕事」に言えることなんじゃないだろうか。もちろん専門的な知識と技術の習得が必要な仕事はそうとは限らないとは思うけれど、やはり経験しなくてはわからないことは多いと思う。

 「好き」を「仕事」にできるか、「仕事」を「好き」になれるか。

 とりあえず、自分の娘には「やりたいと思ったことをやれ、それが「仕事」になるかどうか、それを生かせる仕事があるかどうかは別問題」と伝えている。

2014年1月20日 (月)

今期ドラマは「なぞの転校生」だな

 テレビで放映しているドラマもアニメもいつのまにか3か月で一区切り(ワンクール)というのが普通になってしまい、季節毎になんだか忙しい。
 気にしてなければ忙しくはないんだけど、それなりにおもしろいドラマやアニメは見たいと思うので一応チェックしたりする。遊びにお金使えないときには、テレビって手軽な娯楽だよね、いつの時代も。
 ちなみに最近のテレビはつまらない、と言っている人って「テレビ」というメディアでくくってしまうところで間違っていると思うんだけれどそれはさておき。
 
 今期見始めたのは「三匹のおっさん」と「なぞの転校生」。
 有川浩は原作70%くらい読んでいると思う。登場人物主人公がいつもわかりやすいというか、心が疲れたときに最適。
「三匹のおっさん」は読んだときにすぐこれは絶対ドラマになると思っていたけど、意外と時間かかったのは、主人公3人のキャスティングに時間かかったのかなって思った。
 有川浩の小説はお話の展開で読ませるもので、キャラクター自体はどれも割とあっさりしている(ように思う)。だから、生身の人間が演じると演出や脚本で肉付けされる部分が、深みというか+αが生まれる。たぶん、監督や脚本家にとって、腕の見せ所じゃないかって思う。しかし逆に言えば、そこに手を抜くと軽いままになっちゃうんだよね。
 「フリーター、家を買う」は、登場人物の性格や思いを掘り下げたら話がちょっと化学変化していたというか、そんな感じで面白かった。
 ストーリーがそのままなのにやけに泣けたのは「阪急電車」。
 で、「三匹のおっさん」。
 これかなり原作に忠実で、時代劇的な勧善懲悪テイストを生かしてるんだけれど(主役も演出もそう)、なんか物足りない。そのまま過ぎるからなのかなあ。
 ああ疲れた、テレビでも見るか、という時ならベストだと思うんだけど、ドラマを見たいと積極的に「お話」を求めている時にはちょっと時間がもったいなくなってしまうというかそういうテイスト。

 「なぞの転校生」といえばもう「少年ドラマシリーズ」。「タイムトラベラー(時をかける少女)」とともに映画にもなってるし、50代前後の人ならこれは見るしかないだろうというドラマ。
 それに脚本が岩井俊二だしね。ドキュメントタッチの揺れるカメラワーク(これは岩井俊二っぽいんだろうか)で、次どうなるんだろうとごくふつうに続きが見たくなる楽しみなドラマ。

 しかし以前見ている上に小説も読んだはずなんだが、ストーリーぜっんぜん覚えてない(^_^;)。

 ところでなぞの転校生役の本郷奏多くんはテレビドラマでもけっこう見るんだけれど、「何を考えているかわかんない役」多いな。

 彼を知ったのは映画「HINOKIO」の主人公役。これは「ジュブナイル」同様あまり知られていないと思うけど、なかなかいい話。少年のような多部未華子とか、堀北真希も出演していた。
 改めてWikipediaを読んでいたら、俳優デビューは「リターナー」と書いてあった。見覚えが無いので見てみなくては。

 最初に書いたみたいに、私がドラマを見る時間というのはちょっとほっとしたい部分が多いから、心が痛くなりそうなドラマは基本的に見ない。だからもちろん話題になっている「明日、ママがいない」も見てない。

2014年1月18日 (土)

暇つぶしには未だに「テトリス」

 うちにはテレビゲームが無い。
 子供がいる家にはたいてい何らかの据え置き型ゲームがあるらしいのだが、買わなかった。そのかわり、「ゲームボーイ」を初めとするポータブル機はたくさんある。
 理由はシンプルで、私自身がいわゆる「テレビゲーム」をやらないので、ゲームで居間のテレビが占領される(使われる)のが嫌だったから。
 
 超有名な「ドラクエ」とか「ファイナルファンタジー」もまったくやったことが無いし、ともかくストーリー性のあるゲームはダメ。自分の力不足が原因で物語の先に進めないのがものすごくストレスで、イライラするから。
 もちろん、アクション系のゲームもダメ。クリアしていって上手になる時間がもったいない、というか素質がないのか全然うまくならないから嫌になってすぐやめてしまう。上手くならないことがわかっているので手を出さない。

 ストーリー性のあるゲームがダメと思うのはたぶん、ゲーム作家の創った世界だってわかってるのにそこで悩んで苦しむってのがなんかこう「神様の掌の上で遊ばれている」ようなイメージがあるからだろうと思う。
 ストーリー性なら普通の小説と同じで、極上のゲームはそれだけの感動があるというけれど、小説なら読んでいけば必ず話が進むからその時間分「読書体験」ができるけど、ゲームはその感動にいきつくまで何かをクリアする必要がある。その時間がもったいなく感じてしまう。

 それと、「仲間」を集めてゲームを進めるタイプもたぶんさらにダメ。自分が足をひっぱる可能性がある状況はなるべく避けたいという意味で。もちろん力を合わせて何かをすることが嫌だといっているわけじゃ無いんだけど。
 とあるゲームのCMで、仕事していたり勉強していたりした普通の人が、「仲間が呼んでいる」みたいな感じで仕事や勉強を途中で投げ出してゲームの世界に行ってしまう、あれはどう考えても良くないでしょ。

 ………あくまで個人的に「テレビゲーム」的なものが苦手であるという見解なので気にしないように。

 ちなみに「レイトン」系はOK。あれ、クリアしていくゲームが「頭の体操系」ゲームなので、やっていくと何か頭のジョギングをやった気分になるから(娘がやっているのを横で眺めていて、いっしょに解いたりするのはなかなか楽しい)。

 タイトルの件。
 時間のかかるタイプではなく、仕事や家事などでバタバタして疲れたとき、ちょっと気晴らしにやるミニゲーム、というのはよくやっている。現在はスマホ(iPhone)で。
 ただ、未だに「テトリス(iOS用のテトリスもどき)」、「ソリティア(昔からWindowsについてるおまけ)」、「さめがめ(っぽいアレンジ版)」の3本が現役だったりする(^_^;
 一時期はソリティアだったけど、今はテトリス。あとは「上海」とか。
 どんなに続けていても30分もやれば飽きるし、30分あれば気分転換もできるので、ちょうどいい。
 とはいえ、そろそろ他のゲーム探した方がいいかな。たまにこの手のゲーム探すんだけど、どうもしっくりこなくて戻っちゃうんだよね。

2014年1月17日 (金)

この日はいつも首都直下型地震のことを考える

 19年前の今日、私は居間にあるテレビの前で、もうすぐ1才になる長女を抱いてうろうろしていた。東京から草加市に引っ越して3か月ほどたった頃だった。

 私の両親は当時仕事の都合で震源地の近く、神戸中央区にあるマンションに住んでいた。いったいどうなったんだろう。見覚えのあるビルや道路がテレビ画面に映っていた。
 頭が空白になっていた。何を考えていたかあまり覚えていない。午後になって、仕事場にいた父から電話が入り、全員が無事であることを知った。
 たまたま妹が帰省していて、妹はそのまま居残り、両親はエレベーターの動かないマンションに何とか住み続けることができた。

 3月になって、長女を連れてマンションを訪ねた。
 まだ電車は全線開通しておらず、途中からタクシーに乗り換えて向かった。震源地近くになると、道の両側に壊れた家が広がっていた。

 地震発生当時まだ暗くて、停電して何も見えず危なくて動けず仕方なくもう1回寝て起きてびっくりした、7階まで水を運ぶのは本当に大変だった、お風呂にずっと入れなくて困った、ガスがなかなか復旧せず電子レンジ料理が得意になった、といろいろ話を聞いた。


 長女は今年成人式を迎えた。
 あれからもう19年たつのか。
 両親は父が仕事を辞めたのを機にそこのマンションを引き払い、関東の老人ホームにいる。

 この、「阪神淡路大震災」はそんなに昔のことに思えない。
 テレビ画面に映っていた、街の複数の場所から煙が出ている風景、倒壊した高速道路。ぺしゃんこにつぶれた生田神社。倒壊した店。ひび割れてずれたビル。途中の階がつぶれた銀行。リアルに知っている場所だっただけに、記憶の断片がいつまでも鋭く光っている。

 だから、東京で直下型地震が起きたらどうするのか、この日は特にいろいろ考えてしまう。
 いつ起こるのか分からないけれど、私が生きているうちに起こる確率が高い。もし東京オリンピック開催時に発生したら………。

 とこんな原稿書いていたら連続で小さい地震が。

 震度3でもびびるといわれている地震の無い国の人を、どうやって「おもてなし」するんだろう。難しい問題だ。

2014年1月16日 (木)

草加駅東口にあった自転車はどこへいった

 今日もまたメルマガの原稿を遅れて書いていた。
 5のつく日に発行なのに、最近ほとんど5のつく日に出たことが無い。反省せねばならない。
 読者のみなさま、いつもすみません。

 実は今回もまた理由がある(^_^;)
 今日は「草生人2014年冬号」のデータを印刷に回したのだ。つまり、印刷データ完成を優先したってこと。記事の構成を一部変更たり追加取材したりで1か月遅れてしまった。中3日ほど印刷にかかるので、配付開始は来週になる。


 さて草加駅東口。
 

1月15日(水)から草加駅東口の駅前広場等への駐輪を禁止します

 いったいどうなっているかと思って、15日の午前中、草加駅東口のヨーカドー前に行ってみた。
 本当に自転車が無かった。いつも自転車の列の間を通らなくちゃいけなかったが、いまはひろびろした空間がある。
 確かに前日までは膨大な自転車がそこに並んでいたのだ。
 みんなどこに行ってしまったんだろう。

 一応、ラックのある駐輪場が、駐車場入り口の横とか、銀行の前とか、ヨーカドーの裏とか、交番の横とか、ちまちまと用意してある。また、西口にもゲート方式の駐輪場がある。けれどラック式は2時間、ゲート式は3時間を超えると費用がかかってしまう。

 たとえば草加駅周辺のスーパーやコンビニで働いているパートの女性とか、塾に通っている中学生とかが利用していたんじゃないかな、そんな人たちはどうしているのかな、とかなり人ごとながら心配になってしまっている。

 今まで当然のようにあったものが無くなるって、それが不便な状況だったとしても、不安になるもんだね。

2014年1月11日 (土)

メルマガ再録:科学と科学技術は違うんだよ。。

 ちょうど昨日、「月探査船KAGUYA」のネタを書いたところで、「草生人メルマガ」バックナンバーから「科学」のことに触れたネタを転載する。

「科学と科学技術は違うんだよ。。」
 2013年4月25日発行【草生人メールマガジンVOL.21】に掲載したもので、ちょうど福山雅治主演のテレビドラマ「ガリレオ」をやっていた時。

 こんなこと書いているから私が理科系女子かというとそうではない。「ロマン」部分は好きだが、数学は苦手だった。
 こんなブログ読んでしばし考えちゃったりしたけど。


 子供のころは今よりも「男子」「女子」と分けられることに割と腹を立てていたけれど、保育園で0才〜1才児みていて考えが違っていたことがわかった。男女違う。あきらかに違う。生物学的な違いは絶対にあるんだなって。

 まあそれはまたいつか考えてみようかな。
 とりあえず再録。

 4月から始まっている福山雅治主演の「ガリレオ」シーズン2。以前のシリーズも意外な科学トリックをおもしろく見ていたので今期も視聴。
 1回、2回を見た限りでは、「科学トリック」の部分が弱いところと、湯山教授が以前よりイジワルになっている(ような気がする)ところがちょっと心配。
 
 さて、第1回目のドラマは、科学と宗教の話。湯山准教授の決めゼリフとして、よく知られているフレーズ「宗教は信じるところから始まるが、科学は疑うところから始まる」が登場するが、それはさておき、「宗教を信じる」と同列の言葉として「科学を信じる」というセリフが出てきて、それが気になったのだ。もちろん、湯山准教授のセリフではないですよ(^_^;)
 
 「科学」って言葉を使うのはどんな時だろう。『科学の力ってスゴイね』とか、『科学好きだよ、物理とか生物』。
 これ、1つめには「すごいのは『科学技術』でしょ」、2つめには「それは科目の名前」というつっこみを心で入れてしまうが、確かに間違ってはいない。
 ただ、(ドラマでだれかが言っていた)「科学を信じる」というのは、ちょっと違うと思う。

 科学っていうのは、今この世の中に存在するもののしくみやからくり(本当のこと=真実)と、それを探求すること(学問)だと思っている。
 なぜそこにあるのか、なぜそうなってるのか、それを調べて考えて解き明かす。

 理科の勉強がキライ、っていう子どもに以前話したことがある。今、ここで生活している身の回りすべてが「科学のネタ」だって。

 お湯が沸くと泡が出るのはなぜか。
 灯りが明るいのはどうしてか。
 太陽が東から出て西に沈むのはどういうしくみか。 

 その理由の説明(理論・知識)、それを考えることが「科学」。理科っていうのは、身の回りのいろんなことを「深く知る」ことなんだよ。って。

 そして、その理論や知識を利用して、実際に人の生活に役立つ具体的な薬や装置などを作ることが、「科学技術」。

 「科学を信じる」というのは「科学技術を信じる」ってことなんだけれど、けっこうみんな混同して使っているよね。

 私が子どもの頃、身の回りについてよく「なぜ」という子どもだったらしい。それに対して、なんとか説明してくれたのが父だったらしい。そう「空はなぜ青いの?」的なもの。
 「らしい」というのは、そういう「なぜ」を言っていたのが小学校低学年までで、私自身にあまり記憶が無いからだ。母親によれば「(父が)よくちゃんと質問に答えてえらいなあと思っていた」そうだ。私がけっこう理科系のことが好きなのは(成績とは関係はないけど(^_^;)、このときの体験があったからなんだろうと思う。

 大人になると、生まれた時からそうなっているものについて疑問を持たなくなってしまうけれど、まだそれが「常識である」と認識していない小さな子どもにとっては、すべてが未知の世界だもんね。

 リンゴが落ちるのを見て重力に気がついたとか、星々が輝くのを見て宇宙に果てがあるのだと考えたとか、「常識」を疑わないと気がつかない。
 
 え?なぜ星々が輝くと宇宙に果てがあると考えるんだって?
 もし宇宙が無限に広がっていて、時間もずっっと続いているのだとしたら、宇宙の果てにある星々の光も長い時間かけて全部届くから、空は星でいっぱいになり、夜の空も明るいはずと考えた、という話。

 「科学」関係でもひとつ超有名なフレーズを思い出した。「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」。「科学マジック」はここからきている。

 そういえば5月25日には、草加市文化会館で「米村でんじろう先生のサイエンスショー」が行われる(※2013年5月25日開催)。
 子どもが小さかったらきっと行っていただろうな。

月球儀KAGUYAと渡辺教具製作所

 「草生人2013年秋号」の「草加のすごい企業」で取材させていただいた「渡辺教具製作所」。
 先日、記事の確認と広告のお願いで訪ねたら、英文混じりのある紙をみせていただいた。
 まん中あたりの太字に「月球儀 KAGUYAがサイトで紹介されています」とある。
 アメリカのNASAとも関係が深い教育サイトで、月探査船「かぐや」のデータを元に作成した「月球儀KAGUYA」が新しい注目アイテム【New ando Noteworhty item】として紹介されているという。

 このサイトは【Lunar Planetary Institune】(アメリカ月惑星研究所) 。

 記事が掲載されているのは


 ここで「KAGUYA」を検索すると、「Moon Globe — Kaguya.」と紹介され、渡辺教具製作所のサイト へのリンクがある。

 なんか凄い。草加市にはホントにすごい企業があるのだ。

 月探査船かぐやの(一般市民にとって)一番の業績は、月の表面の詳細な映像を撮影したこと。低高度からのハイビジョン映像はものすごく美しい。
 詳細はJAXAのかぐやサイトでどうぞ


 ちなみに、かぐやのデータを使って作った、カーソルでぐるぐる月の表面を見ることができる、Web上「3D月球儀」も国土地理院のサイトで確認できる。
 こっちもなかなか凄い。


 月の表裏がこんなに違うのか、と若干怖くなる。
 というより前に、月がずーーっと同じ面をこっちに向けているって、基本情報だよね?裏は地球からは見えてませんよ?

 渡辺教具製作所は今超大忙しだ。こちら。


 
 また、ロビーの片隅にあったモノトーンのかっこいい地球儀がイギリスのグローバル雑誌「MONOCLE(モノクル)」のショップで売れたというお話もうかがった。ロンドンでの出来事を話される渡辺さんは、とても楽しげで素敵だった。
 
 日本にはモノクルカフェ「THE MONOCLE CAFE」というのが存在。

 まあ、今の私に行けるところじゃない、かな(^_^;)

 
 

2014年1月 8日 (水)

鶴岡八幡宮の赤い軍団の格好良さ

 5日に鎌倉鶴岡八幡宮へお参りに行ってきた。

 ここ何年か、お正月の適当な日に両親がいる老人ホームに顔を出し、その帰りに初詣に行くのが定例のコースになっている。

 今年は三が日を避けたため、それほどの混雑では無かったけれど、相変わらず「赤いコートの人々(膨大な参拝者を整理する警備員さん)」はかっこよかった。

 みんなそう思うようで、まとめもあった。


 調べてみたら募集のページがあった。なんてカッコいいんだ!!
 その名もレッドコート! 

 きっと応募者多数に違いない。

 鎌倉は以前から割と行っていたのだけれど、赤い軍団がいつから登場したのかがよくわからなかった。最初に見たときはかなり違和感あって、イギリスのお城の警備隊かよ、とか思ったけど、慣れてきた。

 鶴岡八幡宮に夕方行くと、もうひとつちょっと素敵な景色が見られる。

 参道の両側に続く暖かい色をした提灯だ。お祭りの提灯と同じで、それぞれに協賛しているお店や会社の名前が入ってるんだけれど、参道が長いのでちょっと和的異世界への扉っぽい雰囲気がある。
 

 引いたおみくじは小吉。
 ともかく今年は頑張らないと。

20141

2014年1月 7日 (火)

メルマガ原稿に気を取られ中(^_^;)

 ちょっと休んでしまった。
 5日は、有料メルマガの発行日だ。ここに書いていたことは、メルマガネタとしてメモしてあったことも多い。
 どうして「有料メルマガ」なのか。
「少しでも利益を得る」、「締めきりを設けることで強制的に原稿を書きそれによって『コンテンツ』を貯める」というふたつの理由があった。
「コンテンツを貯める」方は多少機能しているけれど、「利益」の面ではまったくダメだった(原稿を書くというか、ひとつのメルマガを作るのに1日以上かかってしまうので、本誌以上に赤字)。

 しかし、「パブー」で配付しているバックナンバーが「全く」売れていない、というのはちょっとショックだった。いろいろな理由はあるにしろ、Webサイトのトップページでも告知しているので1冊くらいは売れないかなって思っていたのだけれど、本当にぜんっぜん売れない。

 そう、Webサイトのトップページが機能してないってことの方が大問題かもしれない。
 先日のアドバイスでも苦笑されちゃったしorz

 今のサイトは、バックナンバーPDFを配付するために作ったWebデザイナー不在の「とりあえず版」だ。その画像を取り除く日が来ない。リニューアルする余裕が無くてそのままになっている。編集長ブログもサイト内に作ることができず(機能的には実装されているが、デザインや利便性の部分でいまひとつのため使っていない)ここにある(^_^;)。スマホ対応も為されていない。

 まずい。だれか激安でこのサイトをリニューアルしてくれる人はいないだろうか。

 勤めていた会社は今Webサイト制作メインの会社になっているので(以前は編プロ。IT系になったときは出産育児退社して一時仕事していなかった。復帰してからは契約社員的な感じで本格的にはかかわっていない)、一通りの作業の流れはわかる。
 
 ということで、すでにメルマガ発行予定日から2日遅れているので急がなくては。万一、興味あったら見てもらえると嬉しい。
 内容は、このコラムと似たような内容のコラムと、草加に関するレポート少しと、「草生人バックナンバーテキスト」。
 

 ………って、地域限定なので関係無い人は見ないよねorz。
 部数の少なさをPDFの配付で補おうと思ったのだけれど、PDFはスマホで読みにくいから、あまりダウンロード数は伸びていない。
 

 よかったらこっちもクリック。ASYMOS.INC (特にコンテンツ無しだけどイラスト変わります)

2014年1月 4日 (土)

「おもち」はスーパーで買うもの

 娘が小さい頃、毎年年末に旦那の実家でもちつき(餅つき器だったけど)をして、そのもちをたっぷりお裾分けしてもらっていた。もちつきには私は(主婦ってことで家のこと中心にやっていたので)ばたばたして参加していなかったが、旦那と娘が手伝いに行っていた。つきたては本当に美味しいよね。
 お正月3が日はそのもちで過ごした。

 ただ、餅米をふかすこと、もちを伸ばすことなどいろいろ力が必要という理由で、いつからかコープの「のし餅になり、今年はスーパーで売っているのと同じ個別パック包装のもちになった。

 自宅でついたおもちは、「このおもちはお米から作りました」というような感触があって、あるていど伸びるけれど弾力があるわけではない、噛みやすく口当たりのいい感じ。
 スーパーで購入したパック詰めのもちは、なめらかさを競っているが、なんとなくガム的な感触があって、いまひとつと感じる。家族全員その意見。「慣れ」の問題なのかもしれないけれど。

 私が子供の頃は、ご近所の老舗和菓子店に「のし餅」を予約していた。年末に届いた暖かくて柔らかいのしもちを包丁で切る。届いたばかりのもちに砂糖をつけてつまみ食いした記憶がある。

 そういえば私の出身は中部地方で、お雑煮といえば「もち菜」と呼ばれた青菜を使い、肉などは入れなかった。それで、鰹節をたっぷりかけていただく。関東は根菜+鶏肉なので、最初はちょっと戸惑った。
 この「もち菜」っていうのはこちらに売ってない。見た目や感触から「小松菜」の別名かなと思っていたら違うのね。→餅菜 

 ちなみに、「家のと違う?日本全国お雑煮まとめ」では、もち菜を使うものと違う雑煮がピックアップしてあった。県境でしっかり区別されるわけではないだろうから、町単位でまとめるとまた違ってくるんじゃないかな。
 
 ということで、うちではお正月の朝にはこちら風お雑煮、2度目のお雑煮は中部地方風に小松菜を使ったお雑煮を作る。

 しかしパック詰めの餅は1年中売ってるし、賞味期限は1年以上あるから、なんだか「餅=お正月」というイメージもだんだん薄れてくるなあ。のし餅は切っておくと割とすぐにかびる。「かびたおもち」も珍しい存在になるか。
 

2014年1月 3日 (金)

七福神巡りで神頼み(^_^;)

 昨日の元旦、去年はばたばたしていて行けなかった「草加宿七福神巡りスタンプラリー」に行ってみた。今年で14回目とのこと。
 ちなみに去年は「行けなかった」が、それより前は「存在を知らなかった」ので当然行ったことはない。「草生人」のために草加を意識するようになってから知った情報だ。
 
 出発地点は市役所の浅古家地蔵堂。
 ってここはスタンプ無いんだけれど、「草加宿七福神めぐりマップ」に書いてあったので、いちおう寄ってみた。

 その後、回向院(布袋尊)から旧道を北上。三峯神社(寿老人)、八幡神社(恵比寿)、氷川神社(大黒天)、東福寺(毘沙門天)、神明宮(七福神宝船)から谷古宇橋渡って出世弁財天(弁財天)、最後は谷古宇稲荷(福禄寿)とぐるり。
 どこも小さな地元の神社やお寺だ。「草加七福神めぐり」の旗があって、スタンプ台と、スタンプ台紙が用意されている。

 ちょっと意外に思ってしまったのが、ほぼすべての場所で複数の人に出会ったことだ。カップルや家族の割合が高かった。
 神明庵で甘酒が振る舞われる午後2時をすぎてしまっているので、人はほとんど居ないと思っていたんだけれども。。。

 ここにも、私が知らなかった地元になじみ深いイベントがあった。
 元旦当日はご近所で初詣がてら七福神めぐり、というのが定番になっている人が、もしかしたら多いのかもしれない。だって縁起がいいもんね。

 七福神巡りっていうのは全国にたくさんあって、ガイドや紹介のサイトもけっこうある。

 「全国の七福神めぐりガイド」には、「平成17年の草加七福神巡り」のレポートがあった。当時は5つの寺社で、回向院・東福寺・神明宮が参加していなかったようだ。

 「比佐麻呂の七福神日記」には、2001年に始まったこと、平成21年に回向院・東福寺が参加したこと、今年神明宮が参加したことも書いてあった。

 両方とも「草加せんべい」と松原遊歩道に触れていた。「ぶらり草加散歩」には手頃でいいコースだよね。
 ただ、スタンプラリーしているのはお正月だけなので、ちょっと寒いのが玉に瑕か。

2014年1月 2日 (木)

あけましておめでとうございます。

ちょっと遅れてしまいましたがあけましておめでとうございます。

2014nenga_work_web2

去年は想像以上に仕事の進行が厳しかった。

もちろん現在も厳しい状況が続く。自分の「精神力」ってこんなに小さかったんだっけと思う。

ただひとつ、「草生人」は、どんな状況になろうとも、絶対に続けたい。

取材を通して、いろいろな人に出会って、さまざまな情報に触れて、まだまだ草加に住んでいる人に伝えなくちゃならない、伝えたいことがたくさんあるってわかった。しっかりと「伝える」ことが、私の、「草生人」の役割だと思う。

なんとかして、頭を働かせなくちゃ。

今年もよろしくお願いします。

« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »