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2013年11月

2013年11月30日 (土)

年賀状と書道

毎日膨大な「やるべきこと」「やりたいこと」の中から、優先順位などを考慮して選んでちまちま片付けているわけだが、その一覧の中に「年賀状作り」というのがある。


実のところ今年インクジェットプリンタで印刷するとインク代が損するような気もしないでもないのでなるべく早めにデータ作って準備してと思っていたのだが未だにデータができていない。

一応頭の中ではデザインができていて、とりあえず今日はそれを片付けようと久し振りに書道セットを出した。

デザインとは、真ん中に「馬」の篆書(Wikipedia 篆書体)の文字を置いて、まわりをちょっとポップな感じの図形を描いていくというような感じ。

一応子供の頃から25,6才までずっと書道習っていたので、篆書みたいなイラストチックな文字ならなんとかWebで手本探してマネ(臨書)すればできるだろうと甘く見ていた。が、やり始めてみて後悔した。

30分くらいでちゃっちゃっと終わるはずが、2時間以上たってもまだ納得できる文字が書けない。紙と貴重な時間を無駄にしてしまった。

25年ぶりに筆を持つ、わけではなく、小学生中学生は学校の課目に習字・書道+書き初めがあるから、それにつきあってなんだかんだでたまに書いていたのだが。
(もちろん小中学生の子供たちよりは多少マシな文字が書けるので、教える立場で(^_^;))

文字を書くこと自体は好きだ。ストレス解消になる。
ただこんな感じでそれなりに時間を食うのでなかなかやるヒマが無い。

たまに「iPad Zen Brush」でお茶を濁すくらい。

昔「Mac書道」(最終バージョンは「山水」)という優秀な書道ソフトウェアがあった。筆圧感知タブレットを使うと、かなりふつうの書道に近い使い心地で、それなりの文字が描けた。iPad用を出してくれないかと思っているんだけど。
Photo
「Zen Brush」で描いた「馬」。ううむ。やっぱり難しいな。

2013年11月29日 (金)

前から来る人が見えない「緑内障」

 緑内障にかかっている。

 視野が狭くなってくるアレ。視神経がじわじわ死んでいくもので、見えなくなったところは今の時点では復活するという治療法は無い。


 15年かそこら前に新聞に載っていた視野テストみたいなもので気がついた。
 が、特に日常生活に不自由はしないので放って置いた。これがダメダメであると、緑内障のすべての説明ページに書いてある。

 10年くらい前にやっぱりヤバイのではないかということで近所の病院へ行き、獨協埼玉病院への紹介状を書いてもらって診察を受けた。
 それなりに進行している緑内障であると診断を受け、目薬をもらって通うことになった。しかし、獨協埼玉病院への通院は1日がかりだ。会社を休まねばならない。なのでまたしばらく放置。数年前にやっぱりヤバイと、以前通っていたご近所の病院へ逆戻りして今に至る。
 一応ちゃんと通院している。


 で、何回かおきにやらねばならない「視野検査」というのがとっても疲れる。視野がどれくらい欠けているかを具体的に確認する検査だ。

 片目ずつ、真っ白のおわんのまん中をずーーっと見つめながら、視野のどこかで光の点が見えたらスイッチを押す。見えないところは見えてない。視野が欠けている。シンプルだ。
 だが、ずーーーっと見ていると、見えているんだか見えてないんだがよくわからなくなってくる。
 そして、しばらく光が見えない時間が続くと、私の視野はもうどんどん浸食されて、ヤバイことになってるんじゃないだろうか、という疑心暗鬼に悩まされてますます目がチカチカしてくる。

 視線がゆらぐと、機械的な声で「チュウオウヲミテクダサイ」と注意される。いやちゃんと見てるから、と心の中で悪態をついてはよ終われと思う。

 これ何分くらいなのかな、いつも長く感じるんだよね。
 寝不足だったりパソコンをずっと見た後は確実に悪そうな気がする。

 今のところ日常生活にはほとんど不自由はない。
 ただ、道を歩いているときなど目線が下になっていると、真正面から近づいてくる人や自転車に気がつかないことがある。

 こっち向いているのに気がつかないのかしら、と思ったお知り合いの皆さま、すみません、見えてません。ごめんなさい。

 「緑内障」であることで一番不自由したのが、保険の契約だ。
 これ以前もfacebookだかどこかに書いたけど再度書く。

 会社を辞めるとき、長年入っていた保険を解約し、安い保険に切り替えようとした。安いならいわゆる「県民共済」「こくみん共済」がいいかと思ったのだが、そこで「緑内障」がひっかかったのだ。
 どちらだったか忘れちゃったけど、以下の病気の人は申告してくださいという項目の中に「緑内障」があったので、ダメなら書類書いて出す時間無駄になると思い問い合わせたら、とりあえず出してみてくれないと判断できないとか何とか言われて、出してみたらやっぱりダメだった。

 おい、規約読んで書類書いた時間返せ。

 改めて電話して問い詰めたら、一覧に書いてある病気にかかっている場合は一発ダメだったらしい。それなら最初に問い合わせたときにそう言ってくれればわざわざ書類出さなかったのに。病歴の個人情報だけが渡っってしまった。。と、ここまで書いて気がついた。そうか、情報を集めるためなのかもしれないな。うーむ。

 そんなこんなで緑内障とつきあっている今日このごろ。

 ただ、現在は治療法は無いってことだが、「ES細胞を使った視神経の再生」という方法が将来的に開発されるかもってことなので、生きているうちにできればいいなと思う。

 しかし「治療」できないのに、目薬に「治療薬」って表記してあるのはあれ嘘だよね、ね。
 

2013年11月28日 (木)

「図書館」欲しい

先日届いた実写映画版「図書館戦争」 Blu-ray見た。
ここに登場する図書館は、全部本物の図書館で、セットやCGではないという。

映画「図書館戦争」ロケ地で使われた図書館が素敵!


行ってみたい。

世界ではもっと凄い歴史と伝統がある図書館がたっぷり。


行ってみたい。

膨大な本が並ぶ「図書館」にいると、体じゅうに心地良い「知」の圧力を感じる。
すべての本が内包する物語、情報、知恵、それらが静かに押し寄せてくる感覚。

草加の市立図書館では、どうもその感覚は薄い。「本に囲まれる」空間がちょっと足りない(蔵書は60万冊くらい)。

本の絶対数が少ないのがあるだろう。それはもちろん致し方ないのだけれど、建物の作りもかなり影響しているよね、と、図書館戦争の映画を見て思った次第。

ちなみに日本1の蔵書数を誇るのはもちろん国会図書館。

※)
「図書館戦争」の映画自体は、原作をちゃんと読んでなかったこともあって、その世界に入り込むことができずにいまひとつだった。
評価を調べると、原作知っている人は高く、原作を知らない人は低くてぱっきり別れてた。なぜ原作を読んでないかというと、本を蹂躙するその世界に入り込めず、つまりリアリティがどうも感じられずに読み進められなかった、んだと思う。
有川浩の他の作品はほとんど読んでるんだけれどなあ。

一番好きなのは「空の中」。映画化してくれ。

2013年11月27日 (水)

受け取ってもらえない「タウン誌」

1
 11月24日=「街グルin草加」「百縁商店街」「街の音」とトリプルイベントの日、朝8時すぎから会場をうろうろしていた。

 なぜかというと、会場(草加小学校校庭)に配布用の「草生人」をセットするラックを置いてもいいよと許可をいただいたからだ。仕事場からえっちらおっちらとラックを運んだ。

 設置したら足の部分が1つ無くて、仕事場と草加小を往復したのち、最初にラックを下ろした場所、設置場所から1mくらいのところの砂に埋もれていたのを発見したときは脱力したけど、まあそんなこんなで最新号をたっぷりセットしたラックを置いてきた。場所は商店街パネルの端っこ。

 「街グルin草加」は、「草生人増刊号」のインタビューにあった通り、草加市商店連合事業協同組合(商連)の主催で、市内の商店会宣伝パネルが会場の校舎側に設置された。スタッフのどなたかが「文化祭みたいだね」とおっしゃったように、手作り感溢れる掲示物が多かった。
 そのパネルの端に、ラックを置かせてもらったのだ。各商店会の説明を読んできた人が、これに気がついて手に取る、というようなイメージを抱いていた。

 が、そのイメージは完璧に裏切られた。

 会場にいる間、ちらちら見ていたが、そこから「草生人」を手に取った人がほとんど居ない。だれも見向きもしないのだ。通る人が少ないわけでは無い。パネルの裏側には校舎がある。そのスペース、木々が植わっている花壇や校舎の壁から続くコンクリート面で座り、ゆっくり購入したグルメを食べていた人が多かった。そこへの通り道になっていた。

 
 取っていく人が誰もいないので、と配付することにした。

 会場を通り過ぎる人に対して「主催者インタビューが掲載されているタウン誌です、どうぞ」と声をかけて。
 そこで改めて、「タウン誌」というものの言葉の持つ意味を考えてしまった。半分ほどは受け取ってくれたが、半分ほどの人は通り過ぎていく。

 まあ我が身を振り返れば、街で配付しているちらしを受け取ることはそんなに多くない。無視するか会釈して通り過ぎるか。
 悲しいんだねこれ。

 そういえば突然思い出した。
 「ちらしはなかなか受け取ってもらえない」というのを初めて体験したのは、確か大学生の頃、学祭のちらしを配付する手伝いをしていたときではなかったっけ。

 後半は、テーブルに座って食べている人に対して置いていく戦法をとった。
 手渡しは受け取ってくれないと重力の法則で落っこちてしまうので中止せざるを得ないが、「置く」という行為は無理矢理でも可能だ。
 ともあれ、なんとかラックに詰めた分の3分の2くらいは配付できただろうか。
 しかし、バンバン配付するつもりで持っていった200部の束は、そのまま砂だらけになって残った。

 
 本来なら、「草加ふささら祭り」のときに持っていってその場で手渡しで配るべきだった。表紙が「よさこい」だったから、「街グルin草加」の時よりも注目度は高かったはずだ。

 が、イベント当日は制作がなんとかイベントに間に合ったという安堵感と、風邪気味という体調不良、それでも取材(写真撮影)をしなくちゃという危機感で頭がぐるぐるしていた。その場に持っていって配付しようという企画を思いついたのは2日目の昼ごろだった。
 自分でできなくても、だれかにお願いすることはできたはずなのに。

 せっかく「踊るん♪よさこい」「ロボットフェスティバル」「ラジコンカー」の主催者インタビューが掲載されていたのに、事前に読んでもらえるチャンスを逃してしまった。
 後悔先に立たず。

 とりあえず、今「草生人」本誌記事を、手軽にスマホで読めるよう作業をしてます。
 なんとかしなくちゃですね。
 

 ちなみに「街グルin草加」では、商店会紹介パネルのうち「市役所通り商店会」のパネルを今回お手伝いさせていただいた。これについては別の記事で。


草生人メールマガジン 2013年11月25日号 編集部日記掲載)

「安堂ロイド」のおもしろさ

※ともかくほぼ毎日更新するという義務をとりあえず自分に課してみるので、これからは草加市とはまったく関係無い話もたくさん出てくるかもしれない。そこから何かを得られればと思うけど無理か。逆に意外と時間を使うので、こんなことしてるなら「仕事しろよ」と自分で思うけど、結局私は「作る人」だなと最近痛感しているので、私にできることをともかくやるだけだ。毎日更新していれば、何かがひっかかるかもしれないし。これも仕事だと思うことにする。


「安堂ロイド」は面白い。と思う。

たぶんかなりの人はそう思っている。と思う。

伏線とか元を探したくなる小ネタがてんこ盛りで、SF好きな人はいてもたっても居られず調べまくるハメになる。

私はものぐさなので、検索して他人の言及を読んで感心する。

LIKE LIFE

凄いなあ。ありがとうございます。

ただ、マニアックすぎて、ついていけない人が続出する気がするのも確か。

予算的な問題だろうけれど(^_^;)、映像的な部分とか会社に人が居なさすぎだろとかもろもろ安っぽい部分も多いし。
でも、終わってからこれだけ楽しめる作品もそれほど多くないので(見終わったらそれでお終い)ぜひ最後までぴっちり頑張って欲しい。

しかし絶対ディレクターズカットされたボックス買うだろうなあ私。

そのとき余裕があればだが。

そんでもって映画にでかける。


タイムマシンものSFといえば、「夏への扉」とか「未来からのホットライン」を思い出した私は古い(^_^;)。最近は「シュタインズゲート」?

一番濃いのはもちろん「ターミネーター2」か。「ターミネーター」を最初映画館で観たときの興奮と感動は忘れられない。LDまだあるんだけどこれは捨てるしか無いのかしらん。

ちなみに星野 之宣のコミック盤「未来からのホットライン」はわかりやすいけどその分感動半分。

安堂ロイド 公式
 次回のストーリーがかなり書いてあるんだよね。

2013年11月26日 (火)

ASYMOSはもうすぐ創立2年

メルマガをリニューアルしてフリーメルマガを発行し、並行してWebマガジンを出し、また、グッズを作って売ってどうにか利益を得られるようにしようと今、そのしくみ、というかその手順というかそのシステムを考えているのだけれど、これがなかなかなか難しい。

そりゃそうだ、未だに完全なる未体験ゾーン。

調べるとしてもどこからやっていいのか全然わからなくて、その道の人にアドバイスをもらえればと思っても、「その道の人」がいったいどこに居るのかわからないし、しかし一番デカイのは「時間が無い」ことだ。

草加のイベントに参加して取材して記事にするだけでかなりの時間を要し、その時間は「草生人」制作という最も基本的な仕事に必須なので減らせず(それでもスタッフ的にかなり限られたイベントしか行けず)、その上短期間にたくさんの人にお世話になり、その方々への対応も後回しになっている。

たぶん、ある程度資金のあるうちに地元のイベントをフォローするスタッフを確保しておきべきだったのだろうけれど、今となってはじり貧だ。


ふうううう。

とりあえず今日もメルマガの〆切に追われて(というか毎回〆切過ぎちゃってるんだけどな)今日1日はそれでつぶれる。

いやメルマガやめりゃいいじゃんという話なんだけれど、すでに配付している「草生人」にメルマガのQRコードが掲載されていることと、〆切があることで無理矢理にでもコラムとかを書くモチベーションが保たれているということが割と重要な気がするので、やめないでいる。

実はこのブログが休みが多いのは、これはメルマガネタにしようだとかそういう姑息な考えをしているからで、今日、ともかくメルマガや草生人記事やその他とダブろうがなにしようがここだけには何か日記的に書こうと決心した。

今後2,3か月以内に、「草生人」とその発行会社として存在する「ASYMOS」の存亡というか、行く末がわかるはずなので、それを記録しておこうと思う。


12月1日で、実はちょうど2年。

最初の「草生人」発行から1年半。次号で10号。ふむ。

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