« 防災講演会は「去年の続き」、ではないのだ | トップページ | 編集部が市内のイベント情報をGETしているサイトはここ。 »

2013年10月10日 (木)

草加宿場まつりはミニテーマパーク

なるべく頻繁に更新しようと思っていたのに、なぜか1ヶ月以上も間が。。

さて、今回はメルマガに掲載した短いコラムを再掲しようと思う。
実はメルマガ、有料にしたために読者がほとんど居ない。身内のみで、書いても誰も読んでいないという寂しいことになっている。
一応「パブー」で一部読めるようにしているけれど、こちらもほとんど誰も読んでいない。
コンテンツでマネタイズというのがいかに難しいかを実感している。
というか、草加市という狭い地域限定の原稿を有料にする方が間違っているのは間違いない。イメージとしては「協賛」というか、「応援」というか、そういう気持ちだったんだけど。

前置き長過ぎなので転載開始。
初出は10月5日発行(遅れて実際には7日発送)「草生人メールマガジン037」の編集部日記から。


 10月6日(日)は「草加宿場まつり」。草加駅の東口周辺、東口ロータリー・旧日光街道沿い・草加小学校内でさまざまなイベントが開催された。

 今年は、去年のような目玉(草加育ち体操選手や埼玉県警音楽隊のパレード参加)が無く、御神輿も無いので、実はちょっと心配していた。

 が、その心配は無用だったように思う。

 もちろん訪れた人数などは去年に及ばなかったかもしれない。けれど、朝からてくてく歩き回って、なんだか楽しかったのだ。たぶん、学校から帰ってすぐにお祭りに向かった娘も、お友達と楽しく過ごしたんじゃないかと思う。

 今回のコンセプトは「和」。小さなイベントをたっぷり詰め込んだ「宿場まつり」というまとまり。

 この、ちょっと楽しい小ぶりのイベントが複数あるってことでイメージしたのが、「ミニテーマパーク」。

 パンフレットには「宿場まつり」の細かいイベントがたくさん書いてあるが、「草加宿場まつり実行委員会」が主催しているものだけではなく、旧日光街道沿いの自治会や町内会や、草加ミュージックフェスティバル実行委員会、草加市教育委員会など、いろいろな主催者があることがわかる。

 街道沿いには、フリーマーケット、ジャズや太鼓演奏、大道芸、食べ物の露店(模擬店)、お餅つきの実演販売などが開催されいて、ときどき足を止めて見入ることができる。食べ物は、お祭りに定番の露店だけではなくて、自分のお店の前で商品を売っているところも多い。「粉もん屋三郎」の焼きそばは行列ができていた。

 草加小学校内では、太鼓と音楽演奏、時代行列で最後を歩いていた「忍者」による殺陣パフォーマンスと、奥の細道物産店。去年も食べたけれど、栃木県の揚げゆばまんじゅう美味しいんだよ。昭和村ブースでは赤カボチャが目の前で煮込まれていた。

 駅前ではウルトラマンギンガショー、音楽やダンスの他、瀬崎中学校家庭科部による野点もあり、浴衣姿の中学生がおもてなし。

 街道沿いの6地点では「草加宿町角ライブ~六丁物語~」のステージがあり、ジャズをメインに、アカペラ音楽と、ベンチャーズやチェッカーズなど多彩な楽曲が流れる。また、別の6地点では、市内の太鼓クラブによる太鼓の音が響く。

 市役所方面の道では、「はいから横丁グルメ市」という、国際村一番地のグルメ+αで、私のお昼ご飯はここだけでバラエティに富んだ食事ができた。休憩スペースもあって、親子連れも多かった。

 そして、神明庵と藤代家住宅店舗には、ハープとフルートによるミニコンサート。

 「草加・レトロ写真館」は、小さいスペースだったけれど、昔の草加駅などの白黒写真が何十点か展示されていた。「私が引っ越してきた頃こんなだったのよ」と写真を説明してくれる初老の夫人に「私が来たときはもう今の駅でした」と返事をしながら、地域のイベントっぽくていいなとほっこり。

 実は同じ日に「中央公民館まつり」が開催されていて、各種模擬店と中央公民館にあるサークル発表会でこちらも賑わっていた。トリを飾っていたのは「保育魂」という、男性保育士による太鼓演奏。力強い響きに思わず足を止める。

 地域のお祭りの集大成、地元の人がゆったり楽しめる、素敵な「お祭り」だった。 

1 はいから横町グルメ市

1_2 草加小学校校庭の奥の細道物産店

« 防災講演会は「去年の続き」、ではないのだ | トップページ | 編集部が市内のイベント情報をGETしているサイトはここ。 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 草加宿場まつりはミニテーマパーク:

« 防災講演会は「去年の続き」、ではないのだ | トップページ | 編集部が市内のイベント情報をGETしているサイトはここ。 »